Googleウェブマスターツールの準備

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Googleウェブマスターツールは、Googleが無料で提供するツールで、サイトの改善に役立つ強力なウェブサイトの診断ツールです。

Googleウェブマスターツールの3大機能

このGoogle Webmaster Tool を使うと、サイト問題の診断・サイト評価の確認・サイト情報を送信、といったことが可能となります。

サイト問題の診断 Googleのロボットがどのようにサイトをクロールしてインデックスに登録しているか、問題点がないかを知り得る
サイト評価を確認 サイトのトラフィックの増加につながる検索クエリ、ユーザーがサイトに到達するまでの経路を知り得る。
サイト情報を送信 サイトに関するサイトマップファイルや情報ドメインの設定、サイトの重要なページと変更頻度、インデックスするURLを表示する方法を指定することを成し得る。

Googleウェブマスターツールアカウントの作成

Googleウェブマスターツールを使うにはGoogleアカウントを作成する必要があります。
流れは、アカウントの作成→認証メール→認証URLです。

アカウントの作成

Googleウェブマスターツールのアカウントがない場合は、 アカウントを作成 で取得して下さい。 別画面で開きます。

認証メール

アカウントを作成すると、登録のメールアドレスに以下の認証メールが届きます。

Google によるメール アドレスの確認
Google アカウントへようこそ。アカウントを開設したりメール アドレスを確認
するには、次のリンクをクリックしてください。
http://www.google.com/accounts/***********(これは例です)
このメールの受信に心当たりのない場合は、お客様側でアカウントのキャンセル
の手続きを行っていただく必要はありません。Google でアカウントを無効にいた
しますので、今後お客様にメールが送信されることはございません。
上記のリンクをクリックしても機能しない場合は、URL をコピーして、新しいブ
ラウザ ウィンドウに貼り付けてください。Google をご利用いただきありがとう
ございます。
アカウントに関してご質問やご不明な点がございましたら、次の URL で Google
アカウントに関するよくある質問のページをご覧ください。
http://www.google.com/support/accounts/
このメッセージはお客様へのお知らせ専用ですので、このメッセージへの返信と
してご質問をお送りいただいても、Google では回答できません。ご了承ください

認証URL

認証メールに記載された認証URLをクリックし以下の内容が表示されたらokです。

メール アドレスの確認が完了しました。
Google アカウントをご確認いただきありがとうございます。
お客様のアカウントは開設されました。
ここをクリックしてアカウントのプロフィールを管理することもできます。


Googleウェブマスターツールの設定

Googleウェブマスターツールアカウントの作成が出来たら、
 https://www.google.com/accounts/ManageAccount 
にアクセスし下さい。

Webmasterの説明図 この様な画面に遷移しウェブマスターツールのリンクがあれば成功です。

画面構成は登録状況で違います。
この図は、ウェブマスターツールとウェブ履歴が利用可能な状況です。

ウェブマスターツールをクリックするとマイレポートに遷移します。このマイレポートで、Googleに情報を送ったり、Googleからのレポートを確認することが出来ます。

まずは、マイレポートにサイトを追加することが最初の作業となります。


Googleウェブマスターツールにサイトを追加

ウェブマスターツールはマイレポートに管理したいサイトを追加することからスタートします。
マイレポートにサイトを追加する場合は以下の欄にサイトURLを入力します。 サイト追加の説明図

サイトを追加の結果が以下の様になればOkです。 サイト追加の結果説明図

サイトの確認

サイトの確認とは、サイトの所有者宣言です。
マイレポートにサイトを登録することは簡単ですよね。単にサイトURLを入力するだけですから他人のサイトを登録することも出来ます。
でも、他人に自サイトの統計情報を閲覧させる必要はありませんよね。他サイトの統計情報は閲覧したいけど(笑)
だからマイレポートにサイトを登録しただけでは、ウェブマスターツールは詳細な統計情報を提供しないようになっています。
サイトの確認を行うことで、サイトの所有者のみがサイトの詳細な診断情報、統計情報、その他の情報を確認できるようになります。

サイトの確認の2つの方法

サイトの確認には2つの方法があります。
サイトのインデックスファイルにメタタグを追加する方法か、Googleで指定した名前のHTMLファイルをアップロードする方法です。
この方法が出来る者はそのサイトに対し編集権限があるわけですから、サイトの所有者となり、ウェブマスターツールでサイトの情報を確認できるようになります。

サイトの確認の手順

サイトの確認の内容説明図 ●マイレポート 図1
サイトの確認が出来ていないと、確認済みが確認となっています。
●サイトを確認 図2
メタタグ方法かHTMLファイル方法かの確認方法を選択し、指示に従ってパラメータを設定します。
●マイレポート 図3
メタタグを追加する方法か、HTMLファイルをアップロードする方法のいずれかでサイトの確認に成功すると、確認済みがレとなりサイトの所有者と認められ、以後サイトの情報を確認できるようになります。

サイトマップの追加

サイトマップは人間向けと検索エンジン向けの2種類があります。

人間向けとは、例えばこのサイトのサイトマップで、そのサイト情報を探す際に役立つようにリスト化した対人用のHTML のページです。

もう一つの検索エンジン向けとは、検索エンジンにサイトの情報を通知するためのサイトマップです。これを準備すると検索エンジンにクロールされ、インデックスに登録される可能性がより高くなります。 このためには、サイトマップファイルの作成、サイトへの配置、マイレポートへの追加といった作業が必要です。

検索エンジン向けサイトマップファイルの作成

サイトマップファイルに含める情報や、サイトマップファイルの作成方法はいくつか有ります。

含める情報とは、
 1.loc要素(URL)
 2.priority要素(重要度0.1〜1.0の範囲。1.0が最高)
 3.changefreq要素(更新頻度、dailyで毎日、monthlyで毎月)
 4.lastmod要素(最終更新日)
です。
loc要素以外は省略可能です。loc要素を省略したらサイトマップじゃないですよね(笑)

サイトマップファイルの作成方法はいくつか有りますが、私が行って簡単であった方法を紹介します。
 1.http://www.xml-sitemaps.com/ に行って下さい。
 2.「Starting URL」欄に、サイトのURLを入力して下さい。
 3.「Change frequency」、「Last modification」、「Priority」を指定して下さい。
 4.「Start」ボタンをクリックして下さい。
 5.暫く待ちます。
 6.「Download un-compressed XML Sitemap」の下リンクをクリックして下さい。 sitemap.xmlダウンロードの説明図
 7.sitemap.xml がダウンロードできたら成功です。

サイトへの配置

作成した sitemap.xml をサイトの一番上位のディレクトリにアップロードします。

サイトマップ追加の作業

サイトマップを追加するにはマイレポートでSitemapの追加をクリックします。 サイトマップ追加前の説明図

一般的なウェブページのサイトマップを追加を選んで、サイトマップURLにsitemap.xmlを入力し「一般的なウェブページのサイトマップを追加」ボタンを押します。 サイトマップ追加登録の説明図

マイレポートでSitemapステータスが以下の様になればOkです。 サイトマップ追加結果の説明図


Googleウェブマスターツールの活用

マイレポートの内容説明図 マイレポートの配下は以下の6個で、
 1.サマリー
 2.診断
 3.統計情報
 4.リンク
 5.サイトマップ
 6.運用ツール
となっています。
ここにレポートされる内容を確認し、適宜必要な対応をして下さい。

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